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中国の不動産企業
<万科企業(バンカキギョウ)>
中国の不動産は2010年頃まで高騰を続けていました。それに対して中国政府は不動産価格が上がり過ぎないよう市場に働きかけます。一時は住宅価格が下落しましたが、2012年後半から再び不動産の販売が増加・価格上昇が始まっているようです。
このページでは中国で有名な不動産企業を3社取り上げ、その内容を見ていきます。
まずは中国不動産業界で有名な万科企業(バンカキギョウ)をピックアップします。(以下のデータは2013年1月現在のものです)
■万科企業【200002】 深センB株
過去5年間の株価の推移

財務指標

業績の推移

人口密集地を中心に開発
中国最大手の不動産開発会社。深センB株銘柄の中でも優良企業。不動産開発だけでなく不動産管理なども行う。中国でも珠江デルタ、長江デルタ、環渤海湾と呼ばれる経済発展地域を中心に事業が進められています。
H株への乗り換えで株価上昇
深セン証券取引所に上場する同社の株が、中国の有名企業が集まる香港証券取引所に鞍替えする計画があると報じられています。
深センB株市場は外国人投資家向けの市場ではあるものの、A株市場や香港市場に比べると市場参加者が少なく、売買は他の市場より少ないです。そのような市場の株が香港市場に上場することは、「優良銘柄」というお墨付きをもらったとも言えます。(日本市場で例えるなら東証1部に上場するようなものです。)
また、香港市場は他の市場に比べると市場規模も大きく、外国人投資家も多くいます。このことから、万科企業への投資は今まで以上に拡大するのではないかと見られています。
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